白百合学園小学校

アンコンシャスバイアスの特別授業(5・6年生総合)

学校生活

アンコンシャスバイアスとは「無意識の思い込み」という意味の言葉です。
昨今、耳にすることが多くなったこの「アンコン」について、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所代表の守屋智敬さんと太田博子さんにオンラインで授業をしていただきました。

1回目はまず、「アンコンってなんだろう?」「どんな思い込みがあるのかな?」といったことを、さまざまなワークやクイズを通して学びました。この日は台風のため、5・6年生の240名がzoomで一斉に集いましたが、学ぶ中で「それってあるある!」「これもアンコンだね!」とチャットに多くの反応コメントが見られました。そして、次回までに身の回りのアンコンを各自で見つけておく宿題が出ました。

1週間後に実施した2回目の授業では、お互いが見つけた身近なアンコンを共有し、「もしもアンコンに気付かなかったらどんな問題が起こるかな?」「アンコンに気付くとどんな良いことがあるかな?」と考えを深めました。

児童からは、「アンコンに気付かなかったら、いじめや差別が起きると思う。」「アンコンに気付いて自分の可能性を信じたら、これからやりたいことに挑戦できる気がする。」「これからは、周りの人も自分のことも大事にしていきたい。」「これはSDGsの【⑤ジェンダー平等】【⑩不平等を無くす】【⑰パートナーシップ】などの目標にも繋がっていると思う。」といった声が寄せられました。